深夜4時、必死で鉛筆を削る
1.
2.
3.
4.
5.
もう一回考えろ
一つずつ丁寧に、6面に書き込む
今年の鉛筆は金沢で買ってきた金箔鉛筆
何もサポートすることは出来ないが
サイコロ鉛筆
くらいは作ることが出来る
毎年この時期の恒例
今年のケイスからは3人が挑む
一級建築士
誰もが通ってきた道
誰もが逃げることの出来ない夏
なんで、夏なん?
自分も思ってた
彼女、彼氏と普通海水浴やろっ!
っと思いながらも全てを断って
とにかく勉強しなければならない夏
深夜まで仕事をしながら誰もががんばる
20代の青春真っ盛りの大事な数年間を1級建築士の勉強に充てた
金もなかったし、◎ッケン学院など行けるはずもなかった。
とにかく独学で書きつずったノートは山になった。
必死で勉強してるのがなんだか恥ずかしい時代だった。
人前では勉強してないふりをして
深夜の最終電車で帰り、本当に寝ないで勉強した。
時代はすこし変わっても、今もそれは変わらないと思う。
そのときに体に染み込んだ建築学は今でも自分の宝だ。
ケイスの若者3人、仕事もバリバリ頑張ってくれてる。
本当に感謝している。
サイコロ鉛筆を削るくらいしか出来ないが
魂こめて、造ってやる。
とにかくあと10日
がんばれ!
がんばれ!