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2014年10月19日、うちの愛犬五朗が 天国に旅立った。今年に入り2度も大きく腹を切る大手術を乗り越えた。ずっとお世話になってる獣医の先生からも覚悟をしておくようにと言われてて、かみさんとそれなりには心の準備をしてその日を迎えた。 病院の点滴から引き取り自宅で最後は介護に踏み切った、歩けなくなり、立てなくなった、たまたま、かみさんが、海外に行くことになり、10日ほど、仕事を調整してずっと付き添った。五朗が生きた13年の中でこんなに一緒にいたのは初めてだろう。男同士、いろいろ考えて、話をした。呼吸が少し困難になり、きつそうな時間が過ぎた。そんな時、五朗と約束をした。たまたま当選した福岡マラソン、ずっと膝痛に悩まされ練習なんて全くしてなくて、いろんな人に自分は膝痛で針治療中やから、参加しないかも?走っても直ぐリタイヤするから!などといやらしく、逃げをうたってた。 かっこ悪くズルい男になってた。 「逃げずに完走する事」 ずっと忙しくてかまってあげれなかった苦しんでいる五朗へのせめてもの償いとし約束した。走ったからといっても五朗が長く生きられることは無いけど自分の中のけじめ、そして目標とした。深夜に何度か大濠公園まで行き、走ろうとしたが足の痛さはどーしてもたえられんかった。 走る事は出来なかったが完走するためになりふり構わず針治療とマッサージ、マラソン当日は無理に頼みこんで、お世話になってるマッサージ師の人に早朝からテーピング、足裏、カカト、ふくらはぎ、膝にももにケツまでグルグル巻にしてもらった。仲間の人達のペースを乱したくなかったので極力人に会うのを避け一人スタートラインに立った。あいにくの雨で身体が冷えスタートしてすぐに坐骨神経痛。 少し走っては休憩の繰り返し
膝に巻きつけた五朗の首輪が自分の情けない負け心を笑ってた。 途中からは、ほとんど自分の後ろの人達はリタイヤ組か足切りにかかる人達、恥ずかしかったが周りの人たちやタイムなど、足切り時間など、どーでも良くなり、どのくらいかかっても、何日かかろうとも、足が動かないなら、はってでも、前に行く! ゴールにたどり着こうと走った(大半はずっと歩いたけど)本当に最初から最後までずっと、きつかった。あの店まで、あの交差点まで、あの駅まで、九大まで、海まで、サンセットまで、あと二キロ、一キロと、リタイヤしたい心折れる弱気の自分と戦った。とてつもなく長かった。昨年、足の指を骨折したまま完走したホノルルマラソンよりも100倍辛かった。 途中雨雲を見ながら、五朗と対話した。最後五キロくらいは情けないけど涙がこぼれてきて、五朗、五朗と心の中で叫びなから歩いた。 五朗との最後の別れが糸島のゴールとなった。五朗との13年間本当に楽しかった。天国に行ったけど、心の中にはいつでもそばに五朗がいる。もうこれで、次に行ける! ありがとう、五朗、サヨナラ!サヨナラ!合掌 もう二度とフルマラソンなどしないだろう!本当にきつかった。 ただ、今回の福岡マラソン、雨の中、運営スタッフ、ボランティアの人達、沿道の人達、子供達や老人まで、海からも、 空からも笑顔で声援してもらった。 この人達がいたからこそ、頑張れた。本当に感謝したい。ありがとうございました。素晴らしい大会でした、最高の体験でした。
by ichinose-blog
| 2014-11-12 00:51
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